1月20日の金スマで放送された「肩こり解消法・筋膜リリースのやり方」をご紹介します!
1日たった3分で肩こりが解消される方法「平泳ぎ筋膜リリース・肩甲骨回転シェー筋膜リリース・なんちゃってバレリーナ筋膜リリース」のやり方をまとめています。
教えてくださるのは医学博士の竹井仁教授です。
筋膜とは?
「筋膜」とは全身を覆うボディスーツのようなものです。
筋肉を正しい位置や形にとどめる役割があり、筋肉の中にまで入り込み全身を包み込んでいる存在です。
全身に繋がっている筋膜ですが、筋膜がゆがんでいると血流を圧迫するためその場所の筋肉が固くなり、それが肩こりの原因となっていることがあるんです。
筋膜がゆがむ原因は
・姿勢が悪い
・寝るときに横向きになって寝ている
・同じ姿勢でいる
・疲労
などです。
また、肩こりの原因は方だけではなく、筋膜は全身に繋がっているため手首の疲れや腰の筋膜の収縮なども肩こりの原因となることがあるんです。
ゆがんだ筋膜同士の影響は特に方に現れやすいそうで、ゆがんだ筋膜をもとの位置に戻すことで慢性的な肩こりを治すことが出来ます。
肩こり度の測り方
まずは自分の肩こりがどれくらいのものなのか、簡単なチェック方法があるので是非やってみてください。
1、筋肉の柔らかさをチェックするテスト。
背中で片側の腕を下から、もう片方を上から持っていき、指が付くかやってみる。
付かない場合は指を伸ばし、その指先と指先の間の間隔を測ってみる。
(1人だと難しいので誰かに見てもらって測るといいと思います)
続いて腕を逆にして同じようにやってみる。
2、筋膜の柔らかさをチェックするテスト
このテストは専用の機械が必要なので自宅では結果がわかりませんが、番組で行っていたので紹介しますね。
首を横に倒してみて、筋膜がどれくらい動くかのテストです。
この動きが大きいほど筋膜がやわらかく、小さいほど筋膜が硬いということになります。
正常であれば約10㎜近く筋膜が動きます。
肩こり解消に効く!筋膜リリースのやり方
平泳ぎ筋膜リリース
1、背筋を伸ばして椅子に座り、両手を前に突き出して20秒間キープする。
2、両肘を肩の高さのまま後ろに引き20秒間キープする。
3、両肘の高さを保ち、両手を上げて20秒間キープする。
1分で出来るストレッチです。
気持ちよく伸ばすのがポイントで、強くや痛みを我慢するようなやり方はNGです。
肩甲骨回転シェー筋膜リリース
1、右腕を頭上・左腕を背中に回して肘を90度に曲げる。
2、肘の角度を保ち、両腕を反時計まわりに動かし20秒キープする。
3、右足を交差させ、体の右側面を伸ばして20秒キープする。
4、この姿勢を保ち、鼻を肩につけるように首を回し20秒キープする。
なんちゃってバレリーナ筋膜リリース
1、右足つま先に体重をかけて、右肩を内側にひねりながら天井へ伸ばす。
2、左肩も内側にひねりながら床に伸ばし、30秒キープする。
3、その状態のまま体を左にひねって30秒キープする。
この3種類を1分ずつ行えば十分な効果が感じられます。
たった1セットでも効果が!
番組でもこの3つのストレッチを1分ずつ行っただけで、後ろに回した手が付くようになったり、指と指の間の距離が縮まったりと実践した出演者の方たちに効果が出ていました!
即効性があるのは目に見えて効果を感じられるので嬉しいですし、続けやすいですよね。
筋膜リリースがNHKのガッテンで紹介されたときのやり方も記事にしているので是非合わせて読んでみてくださいね。
まとめ
肩こりはずしっと重い感じがして本当につらいですよね。
特に寒い時期は外に出るとつい体に力が入ってしまって体が凝りがちな気がします。
朝起きても体が疲れている感じが残っていると1日がまたつらいですし、わずかな時間でスッキリできるのであればありがたいですね。
是非やってみてくださいね!