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あさイチ認知症介護のケアユマニチュードの効果がすごい!やり方も大公開!

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4月11日のNHKあさイチではデータ分析から見る認知症のケア方法、認知症介護が楽になる方法「ユマニチュード」や元気になる環境が特集されました!
番組の内容をご紹介します♪

認知症のケア、ユマニチュードとは?

認知症には「ケア(ユマニチュード)」がとても大切ですよね。
今回は「話す・見る・触れる」という三つの観点からケアをする側も少しでも楽になるポイントをご紹介します!

ユマニチュードの会話テクニック

家族が認知症になると会話のやりとりも大変になることがありますよね。
何度も同じことを聞かれたり、昔のことを丸で今のことのように話したり、付き合ってコミュニケーションをとっていてもどうしても何度も続くとイライラしてしまいますよね。

会話でのイライラを減らすためのポイントは、認知症の人の脳のシステムを理解することにあります。
実は「否定・命令」という分類の言葉は認知症の人にとってはとてもネガティブな言葉です。

何度も同じことを聞かれた時は「ありがとう、教えてくれて。お茶の時間にしようか」
などと相手の好きな別の話題に切り替えるというものです。
今好きなものでも昔好きだったものでも大丈夫です。
ポイントは相手の好きなものを知っているかどうか、またポジティブな言葉を積み重ねることです。
さらに近い距離で視線を合わせ優しく触れながら会話をします。
相手に気持ちいい、いい気分だと思ってもらうといいんです。
やってはいけないことをしてもしかってはいけません。
してしまったことに関連付けて他の話題に切り替えるんです。
(たとえば物を投げてしまったらそれに関連した他の話題に切り替える。豆まきなど)

番組に登場したご家族が実際にこの方法を実践してみていましたが、ケアをしている方もされている方もとてもいい雰囲気に変わっていっていました。
お互いにポジティブな言葉を言ったり言われたりすると心理的にもとてもいいですよね。

~まとめ~
・話しかける際はノックをゆっくり3回する。
(認知症の人は話しかけられているのがわかららないので話はじめの準備としてノックをする)
・正面から少し離れた距離から近づいていく(0.5秒以上)。
相手が座っている場合は腰を落とし、目線を同じくらいにして近づいていくとよい。
・20㎝以内の近い距離で目線を合わせながら低めのトーンでゆっくりと話す。 
・腕・肩・背中から優しく触れる。つかむのはNG!手のひらや顔は敏感なポイントなので避ける。
・触れるのは離陸・着陸のイメージで。ゆっくり手を触れ、離れるときはゆっくりと名残惜しそうに離す。
・否定や命令する言葉は言わない
・何度も同じことを繰り返す時は他の話題に切りかえる。その時のポイントは相手の好きなものを話題に出すこと。

元気になる環境づくりとは?

認知症ケアには環境づくりも大切ですよね。
お年寄りが元気になる環境づくりのポイントはこちらです。

・形の異なる様々な椅子を多く配置する。
・ソファーなどの家具の高さは低めがよい。意識しなくても筋力を使うことを意識した場所づくりをする。
・古い家具を置く。なじみの深いものが視界に入ることで幸せホルモンが分泌され脳にいい影響を与える。

「能力を失わせない仕組み」「見た目でいい刺激」がポイントです!

医師への伝え方は?

医師に相談する際様々な情報が必要になります。
体の症状や個人史・訴え・飲酒歴・病歴・薬は何を飲んでいるかなどすべてのことが診断の目安になるからです。
そのため病院に行く際はこういったポイントは事前に紙などに書いてまとめておくと、受診する際にスムーズになりますよね。

ユマニチュードの方法は自閉症の子供にも効果があったというデータがあるそうです。
確かに小さい子供への接し方に少し似ていますよね。
相手を気持ちよくさせ、ケアしてる自分もポジティブな気持ちになってケアすることが出来れば介護の精神的負担も少しは軽減されそうです。
是非やってみたい方法ですね!

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