5月18日のNHKガッテンでは「卵料理」が特集されました！
番組に登場したレシピ、おいしいゆで卵の作り方、ふわたまソース、究極の卵かけご飯、目玉焼きや卵の賞味期限の秘密などをご紹介します♪
卵は4か月まで食べられる！？賞味期限はいつまで？
卵の賞味期限は採卵日から2～3週間となっています。
でも実は古くなった卵も食べることができるんです。
番組ではなんと4か月前に賞味期限が切れた卵が登場しました！
見た目は特に変化はありません。割ってみると・・黄身もきれいな状態で、香りも全く変わらないんです。
検査したとこと、卵の中の雑菌やサルモネラ菌も増えておらず、悪くなっていなかったんです。
卵は本来菌に強い構造になっているため冷蔵庫なら4か月、常温なら2か月も大丈夫なんだそうです！
すごいですね～！！ちょっとした保存食に十分なりそうです。
卵黄は卵白とカラザによって常に真ん中に位置しています。
卵の表面が濡れていると雑菌が侵入し雑菌が卵黄につくことで腐ってしまいます。
ですが卵白には抗菌作用があり雑菌の侵入＆増殖を防ぐ効果があるんです。
ただし時が経過すると卵白とカラザが弱くなり、卵黄を真ん中に維持できなくなってしまうんです。
すると卵白より軽い卵黄が浮いてしまい雑菌が入ることで腐ってしまうんですね。
この卵黄が殻の内側につくまでの時間が常温で約2か月、冷蔵庫で約4か月なんです。
ではなぜ賞味期限は2～3週間なのか気になりますよね。
実は卵の中にまれに卵黄に最初から菌がいる卵があるんです。
にわとり自身が食中毒の菌に感染しているとそういう卵が産まれてくるというわけです。
その基準に賞味期限は合わせているんですね。
3万個に1個の確率で入っています。毎日1個食べた場合82年に1個あたる確率です。
70度で1分以上しっかり加熱すれば菌は死滅します。加熱する場合は賞味期限が切れてから2週間くらいが目安だそうです。
こんな繊細な基準で期限が設けられていたなんてびっくりですね～！
古い卵の絶品活用レシピ！
古い卵のほうが新しい卵よりも全体的に水っぽく、張りがないのが特徴です。
新しい卵の白身がプルプルなのはこれから成長するベッド、ゆるくなるのはミルクのような存在に変わるからなんです。
つまり劣化ではないんですね。
おいしいゆでたまごの作り方
ゆで卵は古い卵で作ったほうが白身に弾力がありおいしいんです！
採卵日から10日～1か月程度の卵で作るのがおすすめです。
究極の卵かけご飯 エアリー卵かけご飯
今回番組で紹介された「究極の卵かけご飯」の作り方です！
1、卵黄と卵白を分ける。
2、卵白だけをご飯に入れ、かき混ぜる。
★最初は卵白を中心にかき混ぜ、だんだんご飯を混ぜていくのがポイント！
3、黄身をのせれば完成！
ふわっふわの卵かけご飯になります。
万能ふわたまソース
＜用意するもの＞
網じゃくし（底の深さが浅いもの）
ボウル（網じゃくしが水平にうごかせる大きさのもの）
賞味期限ぎりぎりの卵
＜作り方＞
1、ボウルに白身を入れ、網じゃくしを左右に動かし泡立てる。
★卵白にこしが残っている場合は約40度に温めるとよく泡立ちます！
2、すき焼き、チキンライス、ほうれん草のソテーなどに卵白ソースをかけ、その上から黄身のソースをかけると絶品！
ガッテン流目玉焼き
古い卵で作るとおいしくできます！
1、黄身をそっと扱う。
（食感がクリーミーになる）
2、黄身から先に焼く。
3、好みの焼き加減になったら白身を入れる。
弱火がおすすめ、型に入れて焼くと◎！
フィナンシェも2週間から1か月寝かせた卵を使ったほうが上手にできるそうです！
ぜひ作ってみてくださいね♪
カップの中でひよこが誕生！？
黄身の上にちょこんとある胎盤からひよこが生まれます。
番組では高校の生物学部の実験で殻なしで透明なカップに割りいれた卵からヒヨコがかえるという映像が紹介されました！
殻がなくても誕生するなんてすごいですよねー！！
卵が常温で2か月も大丈夫なんてすごい発見でした。
中の黄身を守るための仕組みがしっかりしているからなんですね。
完全栄養食ともいわれる食品なので、ぜひ使い分けをしておいしく食べたいですね♪