9月27日のNHKあさイチ、スマートライフで放送された「ペットボトル温灸」のやり方をご紹介します!
肩こりや眠れない時の快眠効果のあるツボも紹介しています。
教えてくださるのは鍼灸師の若林理砂さんです。
赤ちゃんや小さい子供に温灸をしたいと思った時に思いついた方法なんだそうです。
火を使わないので小さい子供にも安心してやってあげられる温灸です。
ペットボトル温灸のやり方
用意するもの
ホットドリンク用のペットボトル 350mlのもの(キャップがオレンジ色の物)
☆アルミ缶やスチール缶は使用しないように注意してください!
水 100ml
沸騰直前の湯 200ml
やり方
1、沸騰直前のお湯に水を足し、60~70度の温度にする。
それをペットボトルの中に入れる。
☆お灸の効果は50度程度あれば行うことが出来ます。
☆熱すぎると危険なので、先に水と混ぜてからペットボトルに移すようにします。
だいたいホットドリンクとして売られているくらいの温度が目安です。もてるくらいの温度です。
2、ツボに当てていく。
ペットボトルは肌に直接当てます。
熱いかな、と思ったら離す。のせるだけで大丈夫です。
これを3~4回繰りかえします。
1回の刺激に対し3~4回を目安にして行ってください。
注意点は?
注意点は、1日に処置する症状は2つ程度にしておくことです。
よくばっていくつも行うとのぼせてしまいます。
何個も気になる場所があるときは他の部位は次の日に行うなどローテーションで行うようにします。
ツボとは?
ツボはとは、人の体の表面に361以上あるとされる治療のポイントです。
これはWHOが定めた数なんだそうです。
肩こりに効くツボ
合谷(ごうこく)
肩こりに効くツボは「合谷(ごうこく)」という手にあるツボです。
場所は、人差し指と親指の間のくぼんでいる部分です。
詳しい場所はこちらが参考になります。
手三里(てさんり)
もう1つは「手三里(てさんり)」というツボです。
肘から指3本手側に行った場所にあります。
詳しい場所はこちらが参考になります。
肩井(けんせい)
3つ目は「肩井(けんせい)」というツボです。
首を前に倒し、骨が出た直下から方の先を結んだ線の真ん中あたりにあります。
正確な場所がわからなくても、だいたいの場所で大丈夫です。
合谷から順番に行うとより効果があります。
快眠効果のあるツボ
ペットボトルなので布団の中に持ち込んでも大丈夫なので、寝るときに持っていき布団の中で行うのもおすすめです。
また、足の裏のツボなので椅子に座り、床にペットボトルを置いて踏んで行うのもおすすめです。
湧泉(ゆうせん)
1つ目は足の裏にある壺「湧泉(ゆうせん)」です。
足の指をすぼめ、一番へこむ指の下あたりが目安です。
詳しい場所はこちらが参考になります。
失眠(しつみん)
2つ目は「失眠(しつみん)」です。
足裏のかかとのちょうど真ん中あたりにあるツボです。
眠りが浅い時には欠かせないツボです。
詳しい場所はこちらが参考になります。
まとめ
ペットボトルを使ったお灸が出来るなんて画期的ですね!
危なくないので子供にもしてあげられるという点がいいな~と思いました。
湯たんぽ代わりに寝るときにゴロゴロしながら出来るというのもいいですよね。
どこでも手に入るので、旅行先などでもできますし、ツボさえ覚えておけばいつでもできるメリットもあります。
気になる症状があれば動画も載せておいたので是非やってみてくださいね!
詳しいやり方はこちらでも紹介されています!
☆テキストはこちらです。
こちらも若林先生の本です。