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世界一受けたい授業マクロビ食事法のレシピとやり方。ダイエットにもおすすめ。

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マクロビ食事法とは

11月24日の世界一受けたい授業で放送された「マクロビ食事法のレシピとやり方」をご紹介します☆
マドンナもはまっていることで有名なマクロビ食事法ですがもともとは日本で考案された方法です。
基本となるルールや考え方、食材の選び方ややり方など「マクロビっていったい何?」という疑問について詳しくご紹介します。

マクロビ食事法とは?

マクロビはもともとは桜沢如一さんという方が考案された食事法で食品の「陰と陽」を使い分け、「身土不二、陰陽調和、一物全体」といった独自の哲学を持つ調理法で作られるのが特徴です。

基本となる考えがいくつかあるのでご紹介しますね。

精製されていない穀物を使う

まず基本となるのが主食となるのは精製されていない玄米や全粒粉の穀物という点です。

つまり白米や白い小麦粉は使わない、ということになります。

さらに昨今流行りの糖質制限とは異なる方向性が特徴で、食事の50%を穀物で摂取するという考えが根底にあります。

白砂糖は使わない

また、上の穀物と同様に精製された白いお砂糖は使いません。
ミネラルなどが失われているため、体に良くないからなんですね。

甘味料は黒砂糖やメープルシュガー、メープルシロップなどを代わりに使います。

動物性の食べ物は摂取しない

ヴィーガンの考えに似ていますが動物性のものは摂取しない、というのが基本です。

そのためお出しも煮干しや鰹節は使いません。
これらは体に老廃物を残しやすく、病気の原因になると考えられているため摂取しないということです。

有機野菜をたっぷりと使う

無農薬で有機栽培のものを選ぶのがポイントです。
有機栽培のお野菜はお値段も倍くらいするので庶民にはなかなか難しいところではありますが家庭菜園などで作ってもいいかもしれませんね。

さらに国産で、できれば地元で採れたものがおすすめということです。

基本となる思想

また、マクロビを知るうえで欠かせない基本となる思想がいくつかあります。
これを覚えておくことで食材の選び方や調理の仕方のコツがわかるので覚えておくと便利ですね。

1つ目は「一物全体(いちぶつぜんたい)」という考え方です。
これは上の玄米や野菜を皮ごと食べるという点でも触れられていますが「一つにまとまっているものはそれ全体でバランスがとれた完全な状態」という考え方です。

2つ目は「身土不二(しんどふじ)」という考え方です。
これは身体と土(体がよりどころにしている環境)は切り離すことができない、という考え方です。
自分が住んでいる土地の旬の食材が身体に良いということもこれに基づいていて、体に入れる野菜などの育った環境がとても大切、ということもこの考えからよくわかります。
つまり無農薬で、地域の旬のものを食べようというようにも考えられますね。
自分で育てている方などは最高だと思います。

3つ目の「陰陽調和」とは物事は2つの面を併せ持っている、という意味です。
食材で考えると体をあたためるものは陽性、冷やすものは陰性となっています。
どちらかに偏ることなく、できる限り真ん中の状態でいることがマクロビではよいとされているそうです。

初心者には正直難しい考え方もありますが、頭の片隅に入れておくと調理などに役立つのではないでしょうか。

マクロビの健康効果は?

ではこの食事を続けるとどのような健康効果があるのかというと、今回番組では10日間実践したところ中性脂肪の数値が激減したと紹介されました。

実際にダイエット目的で取り入れると体重ががくっと減る人もいるようです。

ただ、マドンナのシェフをされていた西邨さんも決してがりがりではありませんし健康的な感じなので適切に取り入れれば痩せすぎてしまうということもないのではないでしょうか。

おすすめレシピ

順天堂大学の小林先生が考案された長生き味噌汁も魚のだしを使わないレシピです。

また、こちらのお寺ごはんのレシピも精進料理の考えを取り入れた考案されたものでマクロビにも使えると思います。

是非試してみてくださいね。

まとめ

マクロビという名前から海外で考案されたものかと思っていましたが日本初の食事法というのに驚きました。

マクロビオティックでは、

まず10日間でカラダの違いがわかる。そして3ヵ月で血液が変わる。7年目で細胞がすべて変わる

※西邨マユミさんの言葉より引用

という言葉があるそうですが、マドンナのプライベートシェフをされていた西邨マユミさんは現在「プチマクロ」という方法を提案されています。

本格的に取り組む、というものではなく誰でも手軽に実践できるように、一週間に数回でも、菜食を行える手軽な方法として提案されています。

確かに動物性のものを一切食べれない、食べない、となるとこれまでずっと食べてきた方にはつらいですし続かないですよね。
1週間に1日や数日であればやってみようかな、という気になる方も多いと思うのでぐっと敷居が低くなっているのではないでしょうか。

興味のある方は週1日からでも試してみてくださいね。

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西邨マユミさんの本はこちらです☆

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