10月7日のためしてガッテンでは、サンマが特集されました!
番組に登場したサンマをおいしく食べる本当の食べ方「究極の塩焼き」の方法、お刺身に最適なさばき方、ワタ焼きのレシピをご紹介します♪
サンマの究極の塩焼きの焼き時間とは!?
一般的な塩焼きの焼き時間は14分ほどですが、究極の塩焼きの作り方の焼き時間は「7分」なんです!
実は焼き時間がサンマにはとても重要で、おいしいサンマの脂を逃さないようにするための鍵が焼き時間に隠されているんです。
7分だとパッと見焼けていないような見た目ですが、中の方までしっかり焼けています。
脂を落としてしまう原因は焼き色をつけるために行っていた「焼きすぎ」だったんです!!
究極のサンマの塩焼きの作り方
では7分の焼き時間で焦げ目もしっかりとつけ、見た目にも味もおいしく仕上げる方法をご紹介します!
1、余熱でグリルを3分間温める。
2、サンマの表面に10倍に薄めたみりんを塗る。
ふり塩をする。
3、7分間焼く。
その後お皿の上で2分間放置すれば完成!
ポイントは「みりん」を使うことです!
みりんを使うと7分の焼き時間では通常難しい焼き目がアミノカルボニル反応という化学反応により茶色に変化し香りが引き立つようになります。
魚が焼けたかどうかの基準は中心温度が75度です。
余熱とお皿の上で余熱で火を通すことでしっかりとこの基準をクリアすることが出来ます!
ちなみに、片面やきグリルの場合は・・・
表5分+裏4分加熱+皿の上で2分放置です。
とても簡単なので是非やってみてくださいね!
サンマのお刺身に!さんまのさばき方
サンマのお刺身を自宅で作るにはサンマをさばかないといけませんよね。
そんな時に使えるのがこの方法です!
1、まずお刺身で食べる前に一晩冷凍庫で冷凍させる。
魚には寄生虫がつく場合がありますが、-20度で24時間冷凍すれば寄生虫は死滅します!
なので安心して食べるためにあえて冷凍するのがおすすめなんです。
冷凍方法は、密閉用袋に大さじ3の水を入れ、1本ずつ冷凍する。
2、密閉用袋に入れたまま15分ほど氷水につけて解凍する。
少し爪が入るくらいになったらさばき時!
3、背ビレと尾ビレをハサミで切り取る。
次に腹ビレも取る。
4、肛門から背骨まですーっと縦に包丁を入れる。
そこから背骨に沿って頭まで包丁を入れる。
5、頭に包丁が当たったら一度抜き、首を背中の方へ折り曲げる。
6、首についている皮を引っ張ってむいていく。
箸などで残った血合いを取り除き、3枚におろす。
7、適度な大きさに切ればお刺身の完成!
脂ののりに合わせたサンマの食べ方
旬のサンマはマグロのトロに匹敵する脂質30%にまでなります!
産卵のために脂質をしっかりとため込んでいるんですね。
このころのサンマは「トロサンマ」とも呼ばれるんです。
しかし産卵後の脂質5~10%のサンマにもおいしい食べ方があり、紀州熊野では丸干しにし焼いて食べたりお茶漬けにしたり、
なれ寿司にして食べているんだそうです。
中には30年物のサンマまで!!
芳醇なチーズのような味わいになるそうです。
トロサンマは是非旬の時期に、なれ寿司も食べてみたいですね!
サンマのワタ焼き
サンマをさばいた後にでるワタの部分もおいしく食べることが出来ます!
1、ワタに軽く塩をして余熱をしておいたグリルに入れる。
しっかりと10分ほど焼けば完成!
ワタが好きな人には絶品です♪
苦手な人でも食べられるおいしさです。
是非作ってみてくださいね!