9月9日の金スマで放送された羽田空港清掃員の新津春子さんのお掃除テクニック「魚焼きグリル・窓・お風呂の鏡」の掃除方法と、効果的な洗剤の作り方をご紹介します！
プロが教える家庭で使える掃除テクニック第2弾です。
お風呂の鏡の水垢の掃除方法
1、200㏄のお水に小さじ3杯のクエン酸を入れる。
★アルカリ性の汚れには酸性の液が効果的！
2、鏡にスプレーしたら液が垂れないようにティッシュでシップ状態にし5分放置する。
★換気もしっかりと行う。
3、ダイヤモンドパッドをそのまま鏡に使うと傷がついてしまうので、
中性洗剤（台所用洗剤）を水に数滴たらしスポンジで泡立てる。
鏡のウロコがある部分に薄めた中性洗剤を塗り、ダイヤモンドパッドで軽く擦る。
★ザラザラという音がするときは汚れている証拠！傷つけないように優しくこする。音がしなくなったら水で洗い流す。
4、最後に中性洗剤で全体をまんべんなく洗い、水洗いする。
予防方法として、使用後に乾いたタオルで乾拭きすると水垢を防ぐことが出来ます。
魚焼きグリルの中の掃除方法
グリルの部品の掃除方法
油汚れはひどくなると油が酸化し、分子が結合しカチカチの油に変化してしまいます。
でも大丈夫！きれいに出来る方法があるんです。
油は酸性の汚れなので、アルカリ性の洗剤で汚れを落とします。
1、アルカリ性の洗剤水を作り、取り外し可能なパーツは全て薄めたアルカリ洗剤の中に入れる。
30分ほど浸ける。
2、薄めたアルカリ性洗剤を使い、浮いた油汚れをパッドで洗い落とす。
3、つけ置きで落ちなかった分は、研磨剤入りのアルカリ性洗剤で気になる汚れだけをピンポイントで擦る。
4、最後に水洗いをして完成です。
グリルの中の掃除方法
重曹・クエン酸・片栗粉で作る汚れ落としの作り方
グリルの中は口に入るものを焼くところなので、洗剤ではないものを使い汚れを落とします。
そのため重曹と片栗粉で汚れ落としを作ります。
作り方は、70度以上のお湯200㏄に重曹を大さじ4杯（48g）入れます。
とろみが出るまで片栗粉を入れ、クエン酸を2杯入れたら完成です。
掃除方法
1、グリルの底や外の部分が汚れないように新聞で養生する。
2、油汚れにハケなどでまんべんなく塗り付け放置する。
3、新聞を取り除き、ぬれタオルを中に敷く。
火をつけ、強火にし15秒まち、顔に少し熱を感じたら火を止め濡れタオルでグリルの口に蓋をする。
★火をつけることで早く汚れが落ちる。
★火事には十分注意してください。
4、30分待つ。
5、汚れが浮いてくるので、スポンジなどでこする。
竹ベラ（割り箸でもOK)などでこすると早く落ちます。
重曹も研磨剤の代わりになるのでおすすめです。
どうしても落ちない時はステンレスのヘラなどでこすって落とします。
番組ではびっくりするほどピカピカになっていました！
是非やってみてくださいね。
予防方法として外せる部分は使った後毎回洗い、中は冷めてから水拭きをするときれいに保つことが出来ます。
窓にこびりついた汚れの正しい落とし方
1、タオルは親指と人差し指でしっかりとホールドして持つ。
小指でもはさむと拭きむらなく拭くことが出来ます。
表面の汚れをまずはらうように全体を乾拭きする。
2、窓の汚れは酸性なので、アルカリ性の洗剤液を作ります。
水3リットルにアルカリ性洗剤50㏄を混ぜ、タオルを浸し緩めに絞る。
まずは窓枠にそってぐるりと一周拭く。
3、続いて中の部分は下から上に向かって楕円を描くように拭く。
★左右に拭くだけだと洗剤をよけてしまうので、楕円を描くように。
4、仕上げにスクイージーを使う。
柄を寝かせて角を当てるようにして使うときれいにむらなく水を切ることが出来る。
仕上げに窓の枠を乾拭きし、汚れを取り除く。
その他の新津春子さんのお掃除術
まとめ
今回も新津流のお掃除術でした！
どれも参考になるものばかりで、早速明日家の掃除をきちんとやろうと思いました。
洗剤の作り方もとても参考になりますよね。
なるべく毎日きれいに出来ればいいですががっつりまとめて掃除することも多いので、しっかり汚れを落とせる方法がわかってよかったです。
是非お掃除の参考にしてみてくださいね(*´▽｀*)
★新津さんの本はこちらです。
