3月24日のその原因Xにあり!で放送された「ネット依存」についてまとめてみました!
ネット社会になり、誰もが他人ごとではない身近な依存症ですが、実際に悩む方の実態や治療できる専門外来がある久里浜医療センターやそこで行われている治療法についてもご紹介します。
ネット依存とは?
ネット依存とは、パソコンやスマホなどで長時間インターネットなどを使いそれが日常生活に支障をきたすほどになっている状態を指します。
ネット依存者は2013年の時点疑いも含め、約421万人にものぼると厚生労働省が発表しています。
今は2017年なので、スマホの普及に伴いもっと増えていそうですね。
ネット依存の原因・症状とは?
今回紹介された日本初の専門外来に来る患者さんは20歳以下の方が7割ほどだそうで、保護者の方が心配してくるケースが多いそうです。
高校生のスマホ普及率は今や99%にものぼるそうで、その約5割が1日3時間以上使用しているというデータもあります。
若いころの貴重な時間の中で1日3時間もスマホに奪われているなんてアラサーの私からしたらすごくもったいないような気がしてしまうのですが、5時間以上使用しているという子も17%ほどだったのでかなり使っている子が多そうですね。
他にも主婦の方や高齢者の方が来るケースもあるそうです。
番組でもスマホゲームにはまってしまったという42歳の主婦の方が登場しました。
この方はなんと1日15時間以上もスマホのゲームをしていたそうです。
課金もして田舎に一軒家が建つほどお金を使ったということで、驚きですね。
この方も場合はご家族が預金残高の減りに気づき、連れてきたということでした。
ネット依存の怖さは人と触れ合う時間が減り、人とコミュニケーションをとることが次第に億劫になりますます外に出なくなり、ネットの世界から抜け出せなくなる点にもあります。
今は本当にネット社会でリアルで人とつながらなくてもSNSやオンラインゲームでいくらでもつながりが持てるので、余計にひどくなるケースがあるのかもしれませんね。
ネット依存の治療法は?
治療法としては、
・人とコミュニケーションを取りながら活動する。
・それまでのネットやゲームの使用を振り返る。
・今後制御して使える方法を考える。
などがあるそうです。
ポイントは「人とのコミュニケーション」で、患者さん同士でディスカッションをしたり、センターにある体育館で運動をしたりするそうです。
上で紹介した主婦さんも週に2回の治療で今は旅行にも行けるようになったということでした。
ご家族などで悩んでいる方は一度専門医に相談してみるのもいいかもしれませんね。
久里浜医療センター
今回紹介された「久里浜医療センター」は神奈川県横須賀市にある病院で、日本初のネット依存外来を初めて設置した病院です。
センターの精神科医長の中山秀紀先生のもとには年間300人近くの方が来るそうです。
詳しくは病院のホームページがあったのでこちらをチェックしてみてください。
久里浜医療センター
まとめ
私も夫がスマホをしょっちゅう見ているのが嫌なので自分は持たないようにしています。
よく外でも子供がそばにいて話しかけているのにスマホに夢中な親御さんを見る機会があり、自分は絶対そうなりたくないので持たないままでいこうと思っています。
実際にスマホがなくても生活に支障はないですしね。
スマホやパソコンが出来る前だった人は当たり前に生活していたわけですから。
もし依存が深刻な場合やご家族の依存が心配な場合は専門医に相談してみるのがよさそうです。
特に若い子はリアルの世界でも楽しいこと、素晴らしいことがたくさんあるのにネットばかりになってしまうのは本当にもったいないと思います・・。
ネット社会もいい点もたくさんありますが、うまく使うようにしないと本末転倒な気がしますね。
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