9月30日の世界一受けたい授業で放送された「のどを鍛える3つののど運動のやり方」をまとめてみました!
最悪の場合死に至ることもある肺炎の予防にのどを鍛えることが有効です。
誤嚥してしまった時の正しい応急処置の仕方や、自分ののどの衰えをチェックできる飲み込み力チェック方法についてもお伝えします!
肺炎を防ぐにはのどを鍛えるのが効果的!
食べ物や飲み物が誤嚥によって肺に入ると炎症を起こし肺炎になってしまうこともあります。
それを防ぐのに効果的なのが「誤嚥を防ぐためにのどを鍛える」という方法です。
誤嚥してしまった時の正しい応急処置の仕方
誤嚥をしてしまった時、窒息してしまう恐れもあります。
そんな時正しい応急処置の知識を持っていると少しでも安心できますね。
今回番組で紹介された方法がこちらです!
1、呼吸をしているかまず確認する。
2、誤嚥してしまった人の上半身をしっかりと前に倒し(気道を水平にする姿勢で)、背中をたたいて咳をさせる。
また、可能であれば口の中を見て異物があるか確認をし、掻き出します。
注意したいのが上半身を倒さないまっすぐの状態で背中をたたいても異物は出てこず、逆に肺に入ってしまう危険性があります。
また、水を飲ませるのもむせやすいのでよくないそうです。
ご年配の方だけではなく、誰にでも可能性はあることなのでしっかり覚えておきたいですね!
※ちなみに「誤嚥」は食べ物などが誤って咽頭や気管に入ってしまう状態のことで、「誤飲」は食べ物以外のもの(有害なもの)を誤って飲み込んでしまうことをいうそうです。
日本気管食道科学会HPより参照
誤嚥を防ぐには
誤嚥をを防ぐために注意したいのが食べ物を食べる時の「姿勢」です。
飲み込む瞬間に上を向いていると誤嚥しやすくなってしまいます。
上を向いて飲み込むと気道の蓋がしづらくなるため、異物が入りやすくなってしまいます。
おすすめは飲み込む瞬間に軽く「頷く」ことです。
さらに飲み込んだ直後に息を吐くと誤嚥しにくくなります。
誤嚥してしまっても若い人の場合は多くは咳とともに出せるそうですが、飲み込む力が弱い人や咳き込む力が弱い人はそのまま肺の中に入ってしまい炎症を起こしてしまう危険性があります。
飲み込み力チェック方法
では、自分の飲み込む力がどれくらいあるのかチェック方法があるので是非やってみてください!
1、ペットボトル飲料を上を向いて飲むとよくむせる。
2、声をかけたのに無視されることが多い。
3、この頃歩くスピードが遅くなってきたと感じる。
4、大きめの錠剤をのみにくく感じる。
5、食事を終えた直後にガラガラ声になることがある。
このうち2つ以上当てはまっていると飲み込み力が弱くなっている可能性があります。
またのどぼとけの位置が下がってきている場合は要注意です。
(理想的な場所は首の長さの半分より上です)
飲み込んだ時にのどぼとけが2㎝以上動くかチェックするのも自分でできる簡単な方法です。
女性にものどぼとけはあり、首に指をあてて「イー」と言ってみて振動する場所にあるので確認してみてください。
のどを鍛えるのど運動のやり方
あご持ち上げ体操
1、下あごに両方の親指を当てる。
2、あごを引きながら指で押し返す。
3、口を横に広げイーっと言いながら、のどぼとけ周辺に力を入れる。
朝昼晩の食膳に5秒かける10回行います。
のどぼとけを上げる筋肉を鍛えることができます。
吹き矢トレーニング
1、紙とセロハンテープを用意する。
2、直径2㎝程度に丸めて筒を作る。
3、小さい紙を丸めてセロハンテープで固めて玉にする。
4、筒に詰めて50㎝先に置いた空のペットボトルを吹いた球で倒す。
1日5分楽しみながら行います。
吹く力を鍛えると飲む力も鍛えることができます。
ハイトーンカラオケ
高いキーの音の歌を歌うとのどの筋肉を鍛えることができます。
おすすめの曲として堺雅人さんのさらば恋人が紹介されました。
好きな曲でハイトーンの曲があれば是非楽しんで歌ったみたいですね。
まとめ
我が家も祖母がのどが悪いので、早速教えてあげたいと思いました!
肺炎は死因第3位ということでとても怖いですが、少しでも予防できるのであれば是非やってみてくださいね。
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