12月5日のあさイチ、スゴ技Q!「栄養アップの保存・調理術」では「栄養効果を最大限に引き出す野菜の切り方」が放送されました。
切り方を工夫することで、野菜に含まれる栄養を無駄なく摂取することができる切り方をまとめてみました!
調理の際に是非覚えておきたいポイントをご紹介します!
栄養を逃さない野菜の切り方とは?
実は野菜の種類によって、栄養を逃さない切り方は変わってきます。
いくつか例をご紹介しますね。
にんじん
にんじんは有名だと思いますが皮に豊富に栄養が含まれているのでむかないのが基本です!
調理してしまえば正直皮つきでも見た目もそれほど気になりませんよね。
☆おすすめレシピ☆
キャベツ
ビタミンが外側の葉に多く含まれているので、外側の葉は大きめに切って使います。
中心の芯の部分にも栄養が豊富なので、捨てないようにします。
そのままでは食べにくい場所なので、スープなどにするのがいいですね。
たまねぎ
たまねぎの辛み成分は、空気に触れると血液サラサラ効果のある「アリシン」という成分に変化します。
そのためこまかくみじん切りにするのがおすすめです!
切る順番もポイントがあり、繊維に垂直に切ってから横方向に切ります。
切った後10分程度空気にさらしておくことで、アリシンが増えるので是非覚えておきたいですね。
さらに豚肉と一緒に炒めると疲労回復に効果があります。
白菜
白菜は葉の部分は大きめのざく切りにします。
ビタミンが豊富なので、細かく切ってビタミンが流出するのを防ぐためです。
また、収穫後栄養を送り続けるのは実は外側の葉ではなく中心部分なので中心部分から使うのがおすすめです。
中心を先に食べてしまえば栄養を送る先がなくなるので、外側の葉も栄養が逃げにくくなります。
ピーマン
ピーマンは繊維に沿って縦に切るのがおすすめです。
よくピザなどに乗っている、輪切りは実は栄養素が逃げやすくなるのでNGなんです。
またワタの部分にも血栓を予防してくれる栄養素が豊富なので取り除かずに食べます。
丸ごと素揚げにしたり、焼けば実は種ごと食べられるので丸ごと食べてしまうのもいいですね。
りんご
りんごは中心部分に栄養素が多く含まれています。
また皮にもりんごポリフェノールというがん予防などに役立つ成分が含まれています。
そのため、皮つきのまま「横に輪切り」にするのがおすすめです。
輪切りにして、種を竹串などで取り除けば栄養を余さず摂取することができます。
ただし、種は毒性があるので食べないように注意してくださいね。
皮の残留農薬が気になる場合はしっかりと水洗いします。
ニラ
ニラは根元と葉で豊富な栄養素が異なるので、切り方を分けます。
葉はビタミンが豊富なのでビタミンの流出を防ぐためあまり細かく切りません。
根元は逆に「アリシン」という血液サラサラ効果の高い成分が豊富で、細かくすることで活性化さるのでみじん切りにするのがおすすめです。
☆おすすめレシピ☆
野菜は捨てるとこなし!べジブロスの作り方
また、むいた皮や枝豆の皮などを使って栄養満点の野菜のだしを作る方法もあります。
レシピを紹介しているので参考にしてみてください。
まとめ
野菜も切り方の違いで栄養も変わるなんて驚きです。
是非栄養をしっかり摂れるように切り方も工夫したいですね!
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