12月27日のあさイチで特集された若くてもなる可能性のある心臓病「心筋梗塞」とその原因となる動脈硬化や、動脈硬化になりやすい「家族性高コレステロール血症」の特徴についてまとめてみました。
自分でチェックできる症状のチェック方法や、家族性高コレステロール血症かどうかの調べ方などもご紹介します!
心筋梗塞の症状とは?
冬になると怖いのが心筋梗塞です。
心筋梗塞になってしまった場合、いかに早く症状に気が付くかがカギになります。
心筋梗塞とは、心臓の血管が詰まり、その先の血管が壊死してしまう病気です。
早く気が付き受診することができれば、細胞の壊死を防ぐ、少なくすることができます。
では一体どのような症状が体に現れるのかご存知ですか?
発症すると心臓から順を追って症状が出やすくなるのが特徴で、
動悸・不整脈
↓
息切れ
↓
めまい
↓
足のむくみ
と症状が進んでいきます。
また、
・胸が押される痛みが15分以上続く
・強い不安感や冷や汗、吐き気や息苦しさを伴う場合
これらの症状がある場合はすぐに受診する必要があります。
動脈硬化に要注意
特に動脈硬化を持っている人は要注意です。
一般的に女性はホルモンの関係で血管が守られているため、動脈硬化の進行が深刻になるのは高齢になってからだそうですが中には40代でも進行が進んでいる人がいます。
家族性高コレステロール血症の人は要注意
「家族性高コレステロール血症」を抱えている人は特に要注意です。
生まれたときからコレステロールが高い人で、同年代の年齢の人と比べてもうんと動脈硬化が進んでいるという特徴があります。
LDL(悪玉コレステロール)は肝臓に吸収されますが、「受容体」というものが関係しています。
家族性高コレステロール血症の場合は受容体に異常が生じるため、LDLが吸収されず動脈硬化になりやすくなってしまいます。
一般的にはリスクは13倍、女性なら58歳で動脈硬化を発症してしまうというデータがあるそうです。
この病気の方はLDLを100以下に抑えなければ動脈硬化が進んでしまいます。
家族性高コレステロール血症の調べ方
アキレス腱をみると自分でも調べることができます。
アキレス腱の幅をチェックしてみて、2㎝以上の人は要注意です。
また、
・LDLコレステロールが180以上
・2親等以内の家族が狭心症や心筋梗塞の場合
(男性55歳未満・女性65歳未満)
は可能性があります。
20歳を過ぎたら薬をずっと飲み続ける必要もあるそうです。
心配な場合はかかりつけ医に相談してみるといいですね。
予防法
心臓病の予防法にはこんなものがあります。
・青魚を食べる。
・適度な運動を心掛ける。
・食物繊維を摂取する。
などです。
生活習慣が乱れている人は生活習慣の見直しも大切ですね。
まとめ
ご年配の方がなるイメージがありましたが、若くても危険性があるとわかり注意したいと思いました。
症状などは是非家族で覚えておきたいですね!
おすすめ関連記事
Copyright © 2017 LIFE.net All Rights Reserved.