1月25日のNHKあさイチでは誰もが被害に合う可能性がある「詐欺と消費者トラブル」が特集されました!
ゲストとして詐欺に合ったことがあるという辻希美さんと金田哲さん&ルー大柴さんが登場しました。
多様化している手口とその対策についてご紹介します!
教えてくださるのは弁護士の荒井哲朗さんです。
出演ゲストも被害に!
辻希美さんの被害に合った詐欺とは?
ネットショッピングサイトで購入した後商品が届かず、料金だけ引き落とされていた、ということがあったそうです。
その他にも画像を見ようとクリックして電話がかってにかかってしまい、その後何度も電話がかかってきたり請求のメールが届いてしまうこともあったんだとか。
当時はまだ19歳で振り込み方法も知らなかったため被害には合わずに済んだそうです。
金田さんの被害に合った詐欺とは?
金田さんは某アイドルグループのマネージャーさんという人からメールが来て、アイドルが落ち込んでいるので励ましてほしい、と言われメールのやりとりをしていくうえで3000円を振り込んでしまったそうです。
どんな手口があるの?
番組では様々な手口が紹介されました!
架空請求
今急上昇している詐欺が「架空請求」なんです。
その背景にはスマホユーザーが増えたことがあげられます。
宿泊予約確認メールや物品購入の確認メールのような文面でメールが届き、開いてURLをクリックすると「登録完了しました」という画面に切り替わります。
それをキャンセルしようとクリックすると電話番号が通知されてしまい、電話がかかってきたり個人情報が流出してしまうという結果になります。
1度でも払ってしまうと押しが弱い人、羞恥心を持っている人ということでターゲットにされてしまうので絶対に払ってはいけません!
「覚えのない 電話の請求 ガチャギリで」
ガチャっと切った人に対しては余計な攻撃はしてこない方が多いそうです。
覚えておきたいですね!
もしも身に覚えが合った場合でもそのサイトや動画が「有料である」とはっきりとわかるようになっていなければ払う必要はないそうです。
どちらか心配で自分では判断がつかない場合には
「消費者ホットライン 188」というものがあります。
是非問い合わせてみてくださいね。
金融詐欺
2つ目は金融詐欺の手口です!
「公的機関を装ったパンフレット」が送られて来たら要注意!
まず初めに投資話のセールスが来ます。怪しいと思い追い返したとしてもその後注意喚起したパンフレットが送られてくることがあるんです。
そこに消費者ホットラインの番号が書いてあります。
その番号こそが詐欺師の連絡先で、そこに連絡してしまうと「その商品なら大丈夫ですよ」などと言われ信じてしまうことがあるというわけなんです。
被害金額はかなり高額で1件あたり1000万円を超えるケースが多くなるため絶対にひっかからないようにしたいですね!
「変えなさい!電話番号 詐欺のあと」
1回被害にあってしまうと「これだけは取り返そう!」という心理になってしまい、次から次へと被害にあいやすくなるため電話番号を変えるのがおすすめです。
1度被害に合うとその電話番号は裏で取引され様々な業者に知れ渡ってしまっているので忘れたことにまた被害に合う可能性があるんです。
今回出演の荒井弁護士の著書に詳しく書かれています!
悪質商法
安売りの商品や日用品を目当てに会場に人を集め、最後に高い物を売りつけるという手口「催眠商法」というものがあります。
他にも毎日通うようにしむけ、「あなたからなら買ってもいい、買いたい」と思わせる手口もあります。
こういった被害の総額は平均で170万にもなるそうです!
中には生命保険を解約してまで買わせたり、自宅まで車で送って契約させたりするものもあるんです。
大学生の借金
続いての手口は「簡単なアルバイトを紹介してあげる」といわれ、紹介料として20万円かかるなどと誘導されお金がないと言っても消費者金融で借りるように仕向けられ結局借金をしてまでお金を払ってしまうというものがあります。
「みんなやっているから」と言われたりはやりの言葉で安心させるなどの手口があるので要注意です!
スーパーエキセントリックシアターのみなさんとルー大柴さんによるお芝居で今回は紹介されました。
「自分は絶対大丈夫」と思っている人ほど危険です。
是非どんな手口があるか覚えておき、家族でも日頃からしっかり話し合いたいですね!