9月30日のためしてガッテンでは、足底腱膜に関わる骨棘やふくらはぎの硬さについて特集されました!
自分で出来る簡単なチェック方法やトレーニング、中年女性に多いというモートン病についてなど番組の内容をご紹介します♪
足底腱膜って?
赤ちゃんの足を見てみると、アキレス腱が足裏までずっと続いているんです!
実は成長と共に途中で切れ、骨に吸収され「足底腱膜」というものに変わっていきます。
この「足底腱膜」は足のアーチを支える重要な器官なんです。
ふくらはぎが硬いと骨に棘が出来る!?
ふくらはぎの筋肉が硬くなると「骨棘」という棘が骨に出来ることがあるんです。
出来た骨棘(こつきょく)が神経に触れると激痛を引き起こします。
これが出来た場合、骨を削り取る手術を受けることになるんだそうです。
怖いですね・・(@_@;)
実はこの病気、日本では毎年90万人がなっている誰がなってもおかしくない現代病の1つなんです。
この骨棘はどうしてなるのかというと、ふくらはぎの筋肉が硬くなっている場合足底腱膜もピーンと伸びた状態になります。
そこにさらに立ち仕事などの負担が加わると足底腱膜に炎症が起こり、切れてしまいそうになります。
そうなると骨がこのままではいけない!と足底腱膜を支えるために伸びてくるんだそうです!
足底腱膜と骨をつなぐ軟骨に強い衝撃が加わることで硬く伸びてきます。
すごい体の仕組みですね・・!
また、足の指の力が弱い人も棘が出来やすい傾向にあります。
なぜ足の指の力が関係してくるかと言うと、足裏の筋肉は足のアーチを支える働きをもっています。
しかしそれが徐々に衰えてくると足底腱膜に影響が出て、骨棘が出てくる原因になるんです!
ふくらはぎの硬さチェック方法
ふくらはぎが硬くなっているかどうかのチェックは和式便所に座る姿勢をとってみて、後ろに倒れてしまうようだと固くなっているサインです。
やり方は・・・
かかとを地面につけたまま座れるか、です。
両足を平行にしてゆっくり座り、5秒間キープできればOK!
是非やってみてくださいね!
骨棘の人が増えている原因とは?
少し前の日本では、和式の生活が当たり前でしたよね。
畳みなど低い位置から立ち上がることが多く、ふくらはぎや足裏の筋肉を多く使う環境にありました。
また草履や下駄をはいていたので、履物が脱げないように自然と足の筋肉が鍛えられていたんです。
ですが現代では生活環境が変わり、そういう習慣も減ってきました。
そのため現代病の1つとして増えてきているんですね。
足裏筋肉のチェック方法
では、自分の足裏の筋肉がどれだけ衰えているのか自分でチェックする方法をご紹介します!
1、足指ジャンケンが出来ない人はかなり足裏の筋肉が衰えている。
足裏筋肉を鍛える簡単トレーニング
タオルギャザー
タオルをなるべく足から遠くの床に置き、足をその上に置いてひざを曲げずに足指を使いタオルをぎゅーっと寄せる。
そうすることで足裏の筋肉をより鍛えることが出来る!
足が疲れやすい人は1日に20回程度が目安です。
慣れてきたら1日に50回行ってください!
ふくらはぎの筋肉をやわらかくするトレーニング
1、手すりのある階段や玄関の段差など安定した場所で行う。
段差の上に立ち、踵を落とさないようにぎりぎりのところに立つ。
2、足の半分を乗せた状態で、ゆっくりとかかとを下げる。
3、今度はゆっくりとかかとを上げる。
★ふくらはぎの筋肉を収縮させながら伸ばすのでストレッチ効果が絶大です!
1日10回を目安に必ずつかまって行ってください。
また、運動能力の高い人は片足で行ってもいいそうです。
是非やってみてくださいね♪
足底腱膜の治療法って?
足底腱膜の治療法には体外衝撃波治療というものもあります。
3年前から保険が適用され、3か月続けると6~7割の人が改善されたという結果が出ているそうです。
他にもストレッチや靴の中敷きを使う方法もあります。
悩んでいる方は整形外科で一度相談してみるのもいいですね!
モートン病とは?
モートン病とは足指の付け根にしびれや痛みを伴う病気で、足への圧迫が主な原因で中年女性に多く発症しているものなんです。
女性はハイヒールを多くはくため、なることが多いんだそうです。
出来てしまった神経のコブを取り除くわけですが、神経の一部を取り除いても手術後にリハビリで歩けるようになるそうです。
モートン病チェック方法
自分でモートン病かどうかチェックする方法があります。
足の両側を強く圧迫してみて足指の付け根に痛みやしびれがあると黄色信号です!
気になる方は一度専門医を受診してみるのもいいですね。