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ガッテン緑内障の原因はいびき・無呼吸症候群!?なりやすい人の特徴とは?

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緑内障になりやすい人の特徴
4月12日のNHKガッテン!で放送された「緑内障の原因と症状、治療法、なりやすい人」についてまとめてみました!
いびきをかき無呼吸症候群の人がなりやすかったり、他にも低血圧や高血圧、糖尿病の人、強い近視がなりやすいことがわかっています。
進行を防ぐ対策法や早期発見につながる検査、治療法についてもご紹介します。

緑内障とは?

緑内障」は知らず知らずのうちに視野が狭くなり、最悪失明してしまう目の病気です。

もともと青色の目の人が失明すると緑色に見えたことからそういう名前になったという説があるそうです。

怖いのが「症状に気が付かない」という点です。
多くの人が気が付かないまま症状が進んでしまうんだそうです。

緑内障がダメージを受けるのは映像をキャッチする「網膜」です。
脳に伝達する働きを持つのですが、視神経がダメージを受けることで視野が欠けて行ってしまうんです。

ですが入ってこない情報は脳が勝手に補ってくれるため、気が付きにくいんですね。

さらに一度失われた視野はもう元に戻すことができません。
とても怖いことですよね。

視野って確かに境目が自分でもあやふやですし、欠けていたとしても本当に気づきにくいと思います。
ただ、なりやすい人というのがあるのでまずは自分が当てはまるかチェックしてみてください!

緑内障になりやすい人とは?

実は「いびき」をかくひとはなりやすいということが分かっているそうです。

不思議ですよね。

ただのいびきをかくひとではなく「睡眠時無呼吸症候群」の人が危険なんだそうです。

睡眠時無呼吸症候群の人100人を対象にした研究では4人に1人が緑内障の症状があったことがわかっています。
ではどう関係があるのか気になりますよね。

そもそも何が原因なのか?

眼科で目に風を当てる検査「眼圧検査」があると思うのですが、その「眼圧」が実は原因となっています。
眼球を丸く保つためのものなのですが、水分が多くなりすぎると眼圧が高くなり視神経がダメージを受けてしまうんですね。

正常値は10~20mmHgです。

これ以外であれば精密検査となります。

番組に登場した症状がある方たちのデータは
13~14の方もいて、高くても18~20と正常値でした。

眼圧だけではなく、眼底の奥深い部分の毛細血管も関係していて症状がある方は血流が悪かったり、毛細血管自体が細くなっていたりしていました。

いびきをかき、無呼吸症候群の人は栄養や酸素が足りていない状態なため、血管がダメージを受け網膜自体が虚弱状態になっていたんですね。

低血圧・高血圧・糖尿病・片頭痛の人も要注意!

他にも低血圧・高血圧の人も要注意です。

低血圧の場合は全身の血流が悪い典型例なため、血流低下を招きやすくなっています。

高血圧の場合は目の中の細い血管が動脈硬化を受け、血管が細くなってしまいます。

糖尿病の人は血中の糖分が網膜の毛細血管を傷つけるため、血流低下を招きやすくなります。

他にも片頭痛の人は脳の血管が拡張や収縮しやすいため、網膜でも同じような現象が起こり血流が低下してしまいます。

あらゆることが原因になりやすいんですね。
こうやってみると、予備軍の人はとても多いのではないでしょうか。

血流が関係しているため、冷え性が関係しているという説もあるそうです。

家族に経験者がいるかどうか

また、血縁者にいる場合、リスクが高くなるということもわかっています。

もしも家族にいる場合は意識して検診を受けた方がいいですね。

強い近視の人も要注意!

マイナス0.5以上の近視の人も眼球が大きくなり毛細血管を圧迫し、網膜の血流低下を起こしやすいので要注意です。

対策はどうしたらいいのか?

大切なことは血液の量だけではなく、質も良質なものを維持する、ということです。

対策としては一刻も早くいびきや無呼吸症候群に気が付くことです。

また白内障と同時に患う人も多いということで、白内障があると視界が悪くなるため緑内障を見つけにくいとい面もあります。

検査は「眼底検査」を受けます。
他にも早期発見に有効とされる「OCT」という検査があります。
多くのクリニックで取り入れられているそうなので、気になる方は是非一度かかりつけの眼科で聞いてみてくださいね。

特に40歳以上の方は注意してください。

治療法は?

治療法としては眼圧を下げる点眼薬が用いられます。

多くの場合手術をしなくても眼圧を下げ、緑内障の進行を抑えることができるそうです。

眼圧が正常値であっても眼圧を30%低下させると80%の患者さんで症状の進行を抑えることができるという海外の研究結果もあるそうです。
点眼薬が処方された方は自分の判断で辞めないようにしたいですね。

他にも全身の有酸素運動も効果的だそうです!
ウォーキングやジョギングなどを生活習慣に取り入れたいですね。

まとめ

我が家は幸いまだ誰も診断されたことがないのですが、今後年を重ねるにつれてどうなるかわからない問題でもあるので、きちんと定期的に眼科などで診てもらうことが大切だなぁと思いました。

視力はとても大切な5感の1つなので、大切にしていきたいですね。

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