4月19日のＮＨＫガッテンで放送された「低酸素でも活動する強い心臓（スーパー心臓）の作り方」をまとめてみました！
心筋梗塞になったとしてもその後の後遺症を抑えることが出来るようにするために、日ごろ軽い負荷を心臓にかける運動をすることで強い心臓を無理なく作ることができます。
効果的な軽い負荷のかかる運動の種類やおすすめのやり方をご紹介します！
心筋梗塞の後遺症を抑えることができる「スーパー心臓」とは？
今低酸素状態にも耐えられる「スーパー心臓」というものがあることが分かっています。
生まれつきではなく、あるきっかけでスーパー心臓になったと考えられる方の例が登場しました。
実は心筋梗塞を起こす少し前に胸の痛みを感じていたというんです。
では胸の痛みとどう関係があるのか気になりますよね。
心臓はミトコンドリアがエネルギーを作り出し、心臓を動かしています。
そのミトコンドリアが活動するために酸素が必要です。
胸の痛みは狭心症を起こしていたと考えられ、少ない酸素しか入らなくなってしまいます。
少ない酸素だとスーパーミトコンドリアに変化し、少ない酸素でもエネルギーを作り出せるようになります。
このスーパーミトコンドリアになると、少ない酸素でも長く活動し続けることが出来るようになるんです。
事前にこの酸欠を経験していると、心筋梗塞のダメージを抑えることができると考えられているんです。
心筋梗塞になると何が怖いかというと、死んでしまった心臓の細胞は再生しないため、重い後遺症が残る可能性があるというところです。
スーパー心臓の状態になっていると、このダメージを抑えることができるので、もし心筋梗塞になったとしても重い後遺症などが残りにくくなるんですね。
ただし、この心臓を守る効果は一時的なもので、数日で消えてしまうと考えられています。
胸の痛みがあるからと言って安心するのは間違いで、もし痛みを感じた場合はすぐに病院に行くのがおすすめです。
心筋梗塞の早期発見のサイン
早く症状に気が付くには・・・
・胸の痛み
痛みが少ない場合でも、
・突然の息苦しさ
・冷や汗
・気持ち悪さ
があった場合早期発見につながる症状の1つと考えれます。
心配な場合は早めにかかりつけのお医者さんに診てもらってくださいね。
強い心臓の作り方は？
日常的に心臓に軽い負荷がかかるような状態を作ると、強い心臓を作ることができます。
負荷をかけるということは、心拍数が上がり全身を含むミトコンドリアの能力の改善や心臓の機能が安定し、心保護機能が高まると考えられているんです。
例えば・・
・心拍数が上がるようなきつめの坂を上る。
ただ歩くだけではなく坂道がおすすめです。
・筋トレをする。
・踏み台昇降をする。
・階段の上り下りをする。
・小さいお子さんがいる場合は抱っこの回数を増やす。
などです。
目安は心拍数110程度の運動が強さの目安になります。
隣の人と会話が出来る程度のペースの運動が目安です。
これなら気軽に取り組めそうですね！
時々少し強めの負荷のかかる運動を混ぜるとさらに効果がアップするそうです。
1日30分程度の運動を週3回やるだけでも効果があります。
時計のように腕にはめて計測することができる脈拍計もあるので、1つ持っていると目安が分かりいいですね！
踏み台昇降は雨の日でもできますし、テレビを見ながらでも出来るのでおすすめです！
私も1つ持っていますが、夜子供が寝た後でも1人で部屋の中で出来るのでかなり役立っています。
踏み台昇降だと簡単に脈拍数を上げることができます。
運動の際の注意点
ただし、運動の際には注意すべき点もあるので当てはまる人は注意してください。
・心臓に疾患を持っている人
・足腰やひざなどに痛みがある人
これらの方はお医者さんと相談の上やるようにしてください。
・運動をしたら強い息ぎれ・動悸・胸の痛みなどが出た場合
この場合は速やかに中止するようにして下さい。
まとめ
毎日踏み台昇降をしているので、少しでも強い心臓に出来ているのかな？と思いました。
今は車社会ですがなるべく歩くようにするだけでも、坂道を上ったり自然と出来るようになるのでよさそうですね。
抱っこの回数を増やすだけでもいいと言っていたので、もっと子供を抱っこしてあげようと思いました笑
目に見えない部分なので、日ごろの生活習慣で強くしていきたいですね！
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