12月6日のガッテン!で特集の「聴力をチェックする方法」などをまとめてみました!
脳の萎縮にも関係しているという聴力を自分でチェックする方法やポイントとなる耳の中の毛についてもご紹介します。
耳の中の毛とは?
私たちの鼓膜の内側には毛が生えています。
実は耳の中に外側から内側へと高い音から順に反応する毛が並んでいます。
これは耳の有毛細胞という細胞1つ1つに生えています。
しかし年齢やヘッドホンの大きな音や車の騒音などで抜けてしまうことがあります。
毛が抜けて難聴とされる人はなんと60代の2~3割にもなるそうです。
耳の毛のチェック方法
では自分の耳の毛は大丈夫なのか、調べる方法があります。
「ペンチ」
と読み上げてもらい、聞き取れるかを確認します。
母音は低めの音で、子音は高めの傾向にあります。
そのため「ペンチ」ではなく「ベンチ」や「天地」と間違えるケースがあります。
子音を間違えるのは難聴になるとよくある傾向です。
聞き間違いが増えて生活に不自由を感じ始めたら耳鼻科に行くのがおすすめです。
一度減ってしまった毛は再生しません。
ヘッドホンなどを多く使う人や車の騒音が生活に近い人は注意したいですね。
ヘッドホンは60分以上聞かず、ボリュームは最大60%より大きくしないように注意します。
また、血流が悪くなっても簡単に耳の毛は死んでしまいます。
なので有酸素運動などをするのもいいということでした。
難聴のチェック方法
難聴の早期発見チェック法がこちらです。
・ふいに声をかけられると聞き取りづらい
・人の名前(加藤さんなのに佐藤さんなど)を聞き間違えることがある
・車の音がしてもどこから来るのかわかりにくい
・小声は聞き取りづらいが大声は以上に響く
などです。
当てはまる人は要注意ですね。
認知症との関係は?
難聴で音の入力が少なくなると、音を司る脳の部分が委縮してしまうことがあるそうです。
難聴を放置しておくと認知症の発生率が高くなってしまいます。
なんと難聴の認知症危険度を調べたデータでは、
軽い難聴で認知症のなりやすさが1.89倍に、中くらいで3倍に、重度では4.94倍にもなることがわかっています。
ですが補聴器などで適切にカバーすれば耳の聞こえを改善させることができることもあります。
難聴の程度ではなく、個人のライフスタイルに合わせて選ぶ必要があります。
聞こえの症状の検査や補聴器の調整をすることで初めはなれなくても3か月ほどで慣れてくるそうです。
また手術は必要になりますが、重い難聴でも改善が期待できる人工内耳というものもあります。
気になる方はまずは耳鼻科で検査をし、適切に対処したいですね。
まとめ
我が家も祖母が耳が悪いので認知症に関係しているとわかり少し心配です。
みなさんも是非自分の聴力、チェックしてみてくださいね!
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