8月4日のNHKあさイチで放送された「口臭対策法」の舌苔の除去の仕方や原因となるドライマウスを改善するマッサージの仕方をご紹介します!
教えてくださるのは鶴見大学歯学部付属病院准教授の中川洋一先生です。
口臭が気になる!正しい対策方法は?
口臭って自分ではよくわからない上に、他人のものとなるととても気になりますよね。
自分が周りに迷惑をかけていたら・・・と思うと神経質に気にしてしまうこともあると思います。
実は口臭予防には歯磨きだけでは足りないことが分かっています。
むしろある実験では歯磨き後に測定したところ、54人中20人の臭いがアップしていることもわかりました。
なぜかというと、歯ブラシの柄で舌を刺激し、舌苔についていた細菌を巻き上げていることがあるからなんです。
つまり歯磨き後に(もしくは最中)に正しくケアをしてあげないと効果がないんですね。
効果のあるケアのポイントは
「舌苔(ぜったい)」「ドライマウス」
です。
では順番に見ていきたいと思います!
舌苔(ぜったい)とは?
「舌苔」とは文字通り舌の上について苔のように見える部分のことで、細菌がたくさん増殖したような状態になっています。
そのため口臭問題における舌苔の割合はとても大きく重要な問題なんです。
舌の表面は突起がたくさん出ている状態になっていて、その隙間に食べ物のカスや粘膜などがたまり細菌がそれらをエサにして増殖しています。
その細菌が出す「硫化水素」が「臭い」として口臭のもとになっているんです。
舌苔の正しい取り方
ではどのようにケアをするべきかというと「除去」してしまうのがベストです。
舌苔は朝寝起きが一番たくさんついた状態です。
専用のケアブラシも発売されているので、そういったものを使うと効果的です。
もちろん歯ブラシでケアしても大丈夫です。
他にも「ガーゼ」を使ってもきれいに取ることが出来ます。
また舌の後ろの方(奥の方)につきやすいので、オエッとなってしまいがちですが、奥の方まで丁寧に取り除きます。
ガーゼを使ったケアの仕方
ここでは先生おすすめのガーゼを使った舌苔の取り除き方をご紹介します。
1、15㎝ほどのガーゼを水に濡らし、軽く絞る。
2、ひとさし指に巻き付けて、舌の表面を前後左右に色々な方向にこする。
ガーゼは縦横に繊維が織られているのでいろいろな方向にきれいに取ることが出来ます。
ケアは1日1回、あまり気にならない人であれば2日に1回くらいでOKです。
毎日の習慣にしたいですね。
ドライマウス
「ドライマウス」とは、日常的に口の乾きが慢性的に続き痛みなどで生活の質が下がる状態のことを指します。
更年期以降の女性にも多く見られる症状なんです。
唾液の成分で細菌を洗い流したりすることが出来るわけですが、その唾液の量が減ってしまうため口臭の原因になるんです。
大学病院の息さわやか外来診療課長の川口陽子さんによると簡単な方法で口の乾きを解消する方法があることがわかりました。
その方法とは・・
1、右川の頬に舌をつんと出す。
その状態で舌を上下上下と5回くらい動かし頬の横にある唾液腺を刺激する。
2、舌を回す。左右一周ずつ。
これでじわーっと唾液が出てきます。
舌が運動することで唾液腺が刺激され唾液の分泌が促されるんです。
続いて3か所ある唾液腺「耳下腺・顎下腺・舌下腺」を刺激します。
3、耳の横付近にある耳下腺をマッサージする。
3本の指で上の奥歯ふきんを後ろから前へ10回押す。
4、続いて顎下腺をマッサージする。
耳の下からあごの下まで少しずつ動かしながら10回押す。
5、最後に舌下腺を突き上げるようにあごの先を10回押す。
これでしっかりと唾液が分泌されるようになり、臭いの原因となる細菌を洗い流してくれます。
覚えてしまえばテレビを見ながらでもできるので是非やってみてくださいね!
他にもこんなやり方もあります。
~まとめ~
今回は予防するための口内ケアの仕方をお伝えしました。
そういえば最近無関心だったな~とちょっとドキッとさせられました(´・ω・`)
舌苔のことなんて忘れていたので・・汗
子供が生まれたときに大量に買ったガーゼがまだたくさんあるので、早速洗面所に常備して使ってみようと思います!
使いやすい大きさにカットして常備しておくと使いやすそうですね。
ポーチなどに入れておいてもいいな~と思いました。
外食した後などはブレスケアなどを使っていましたが、そもそものもととなる口の中をきれいに保っておかなければ意味がないですもんね!
併用すればもっと効果もあがりそうです(*´ω`)
口の中が乾かないようにすれば虫歯予防にもつながるので、マッサージもやってみたいと思います!
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タブレットで改善する方法もあります(*´ω`)